【投稿者】みぃさん
サン・コンピュータでは、コロナ対策を踏まえて4月8日から早々にテレワークを実施しております。
社員はほぼ全員が自家用車での通勤で、満員電車など通勤時の移動による感染リスクは低いため、
「本当に必要なのか?」という声も実際に多く、賛否両論、不安が上回るスタートでした。
「ちゃんと仕事ができるだろうか?」「セキュリティは大丈夫だろうか?」
「ネット回線は大丈夫だろうか?」「作業指示がうまく出せるだろうか?」
「一人で大丈夫だろうか?」「テレワーク反対!」 などなど…。
しかし、不測の事態を想定し、それに備えるためには、実際にやってみないとわかりません。
そのため、準備として、社内でテレワークが可能なプロジェクトと社員を選定し、段階を踏んで準備していくことにしました。
第1段階として選ばれたのは、
一人で作業が完結できる一人プロジェクトであったり、少人数プロジェクトです。
そして、プロジェクトの責任者であるプロジェクトリーダー。
リーダーは、メンバーの様子や雰囲気で問題を察知したり、メンバーのフォローやサポートに回ることが多いため、
遠隔でどれだけ、メンバーのフォローや管理ができるかは、未知であり、やってみるしかわかりません。
緊急時ともなれば、責任者こそ、最後まで会社に残って、様々な対応や調整に追われる立場かも知れませんが、
そこは、事前準備の段階なので、責任者が先にテレワークを実施し、
残された若いメンバーは、リーダーと遠隔の状態で質問をしたり、作業指示を仰いだり、
そこで生じた不都合は、社内に残っている先輩社員と責任者が連携して、改善したり、感覚をつかむようにしました。
そのような期間を1週間ほど設けて、第2段階の若いメンバーが続々とテレワークに入っていきました。
そして、第3段階…、
ここからは、テレワークに気乗りのしないメンバーも多く残っています(´ー`;)
テレワークの導入は、パソコンを持って帰れば済むだけではなく、自宅にスペースがなかったり環境が整っていなかったり、
「家で仕事をする気分になれない」「面倒くさい」 などの気持ち的なところもあり、
しかも、一時的なテレワークなので、避難訓練状態では力が入らないんです(笑)
デスクや椅子を買うべきか?
会社では大きなモニターを使用していたが、自宅用にも買うべきか、
お客様との「電話」はどうしようか? と、この一時的なテレワークを「まだ大丈夫かな~」っていう
気持ちで乗り切ろうという思いも、社内の空気に押されて、渋々テレワークです(´ー`)
そして、政府からの全国への緊急事態宣言をうけて、当社では連休明けの5/7~5/9をテレワーク強制日としました(^^;
ただ、社内でのテレワーク実施率はどう頑張っても100%にはなりません。
セキュリティ上、社外に持ちだせない情報を扱っているプロジェクトもあれば、
お客様との契約でテレワーク実施の許可がおりないプロジェクトもあり、その方は会社に出社して作業をします。
本社の事務職として、社員の個人情報やお客様情報、経理的な情報を扱う業務が多い社員もテレワークには向きません。
そのようなプロジェクトを抱えている社員が、少しでも安心して出社できるように、社内の3密を下げることも
テレワーク実施者を増やす目的の1つでもあります。
特に、連休中のステイホームの結果が出るであろう
5月7日~5月25日までの期間を「最重要警戒期間」として全社的に自粛とテレワークに力を入れて行きます。
サン・コンピュータでは、これからも警戒と予防を意識し、この事態を無事に乗り切ることが、地域の安全を守り、
未来の経済活動にも貢献していけるものと考えています。
そして、このようにコロナ対策に力をいれ、予防に努めていても、完全ではありません。
当社には関東圏に暮らし、東京で作業をしてくれている社員もいれば、病院内のシステム保守を担当している社員もいて、
社員全員が確実に安全で安心な環境を整備していくことは難しいです。
だからこそ、本社内の安全を確保し、社員全員の生活を守るため、確実に業務に取り組んで行かなければならないと考えています。
次回は、テレワーク実施者の声をお届けしたいと思います♪