先日、税務調査があり、2日間(なんとか)無事終わりました。
特別国税調査官という肩書の名刺をいただきましたが、
いろいろと役割分担があって、特別国税調査官は少し大きめの会社が担当とのこと。
ただ業種によって規模にはばらつきがあるようです。
一カ月に10カ所近く訪問するらしく、今回は3名での調査でした。
高圧的な感じは全くなく、とても親しみやすい方々でした。
一生懸命伝票をめくるのを見てて、
この仕事の頑張りの元はなんなのかな、
と漠然と考えてました。私は座っているだけで忙しくありませんでした(笑)
そのときに思った正直な感想ですが、
感謝されない仕事で、大変だろうなあ
ということです。ふと、頭をよぎっただけですが。
(もちろん、感謝されないわけではないと思います)
不正は許さないという使命感、はわかります。
ただ、
会社の理念には必ずといっていいほど、
「お客様から喜ばれる」「お客様から感謝される」ということを意味する言葉が掲げられています。
喜んでもらえることが、社員の達成感になり、次へのやる気の元にもなり、
それがプラスのスパイラルになって会社も社員も成長・発展していく、
会社の存在意義にまで関わる大事なものとしてよく言われます。
税務調査ってプラスのスパイラルのなかで仕事を続けていけるのかなぁ・・・
と思ってました。
考えてみれば、クライアントである国や上司は評価・感謝するわけで、
こんな単純な話しではないのでしょう。
目線が、お客様なのか、会社なのか、とか実は深いものを含んでいると思います。
(2017年ブログ3つ目)