【投稿者】社員TK
はじめに
こんにちは。
ここ最近1年くらい業務で急激にLinuxサーバの構築や運用保守に携わる機会が増えました。
これまでにもちょくちょく触れる機会はあったのですが、断片的かつ自己流の知識のみだったため、折角なので知識の定着と、より上位の資格取得にチャレンジする足掛かりにしてみようと思い立ち、先日LinuCレベル1を受験し、合格することが出来ましたので、簡単に受験記を書いてみようと思います。
試験概要
LinuCはLinuxシステムの構築から運用管理に必要なスキルを証明できる技術者認定であり、その中においてLinuCレベル1は「コンピュータシステムを理解し、仮想環境を含むLinuxシステムの基本操作とシステム管理が行える即戦力エンジニアの証明」とされています。
また、上位資格であるLinuCレベル2認定の前提資格でもあります。
なおLinuCレベル1を取得するためには「101試験」と「102試験」の2試験に合格する必要があります。
※ 詳細はLinuC公式サイトをご確認ください。
学習方法・期間
今年2月に101試験を、8月に102試験を受験しました。のんびり半年で1教科ペースです。
学習には下記テキスト2冊とWEB問題集を活用しました。
① EXAM PRESS LinuCレベル1 Version 10.0対応
② EXAM PRESS LinuCレベル1 スピードマスター問題集 Version 10.0対応
③ Ping-t 最強WEB問題集
あまり根を詰めずに①と②のテキストを読み進めながら実機で動作確認して、試験直前1か月は③のWEB問題集(+コマ問)をひたすら繰り返す流れです。
試験問題の多くは選択問題ですが、コマンド等の入力を求められる記述式問題もあるので、とにかく多く問題を解くことが重要です。
個人的にはテスト範囲の概要把握には①と②、試験対策には③が有効だと感じました。
加えて実際にテキストの内容を実機で確認したかったため、自宅PCの仮想環境 (VMware workstation) 上にLinuxサーバ(AlmaLinuxとUbuntu)をインストールして検証環境を構築しました。
試験について
ピアソンVUEのOnVUEオンライン監督試験を活用して自宅で受験しました。
地方では試験会場までの移動が大変なので非常に便利です。
ただし不正が無いように机上および周辺は(極端に言えば)受験に使用するPC以外のものは置けないので、強いて言えば掃除が大変でした…。
おわりに
業務等の経験はまさに目前で発生する事実なので、一番の良い勉強になるのですが、受験勉強を通じてテキストに裏付けられた一般的な知識を得られたのは良い機会だと思いました。
今回勉強したことを忘れないうちに、苦労して掃除した机周りが散らからないうちに、上位LinuCレベル2の学習を始めようと考えています。